東北遠征登山、最終日は朝日連峰の主峰標高1871m「大朝日岳」です。
主峰の大朝日岳のほか、西朝日岳、寒江山、以東岳を主稜とする朝日連峰。
冬は季節風を受けるため雪も多いが、稜線上に点在するお花畑、池塘、残雪は絶景です♫
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今回は最短ルートである古寺鉱泉から山頂を目指しました。
目次
このコースのオススメPoint
「大朝日岳」はどのルートも往復10時間以上のまさに深山という雰囲気ですが、全体的になだらかな道が多くて歩きやすい!
何よりも名水と言われる水場が多くて適度な水分補給が可能なのが嬉しかったです。
登り始めは樹林帯ですが古寺山までくれば視界が開け、美しい朝日連峰の稜線が見られる絶景ポイントです。
そして小朝日岳を過ぎれば清々しい稜線歩きのご褒美が待ってます☆
山頂からは東北の雄大な山々を一望できる大パノラマを堪能できます。
飯豊山、鳥海山、月山と登ってきて感じたのは、東北の山はアルプスの山々のような派手さはないけど、見渡せる山の数が多く何層にも連なっていて迫力があるということです。
山頂からいくつかの道が続いているので、向こう側の登山道も歩いてみたくなってしまう…。
「大朝日岳」はそんな雄大さを感じることができるとても魅力的な山だと思います☆
注意するPoint
コース上に特に危険と感じる箇所はありませんでした。
コースタイムが10時間以上なので日帰り登山の場合は早めの出発がオススメです。
また小朝日岳を超え、稜線に出たら夏場でも風が通って寒くなるのでこまめな衣服調節が必要。
雪渓情報(2017.8月下旬時点)
コース上に雪渓はありませんでした。
水場情報(2017.8月下旬時点)
コース上に冷たくて美味しい名水の水場「一服清水」「三沢清水」「銀玉水」の3カ所あり
☆水場が多い山でのオススメドリンク☆
冷たくて美味しい水を使ってカルピスを作って飲むのにハマってます!
登山コース
標準タイム10時間15分(登り:6時間10分 下り:4時間5分)
[登り]
古寺鉱泉 2時間15分 ハナヌキ峰分岐 1時間50分 小朝日岳 1時間50分 大朝日小屋 15分 大朝日岳
[下り]
大朝日岳 10分 大朝日小屋 1時間20分 小朝日岳 1時間20分 ハナヌキ峰分岐 1時間15分 古寺鉱泉
アクセス
[クルマでアクセス]
東京から約450km
東京 35分 浦和 東北自動車道 村田JCT 山形自動車道 月山IC 20km 古寺鉱泉駐車場
※月山IC付近〜古寺鉱泉まで山に囲まれた地域のため、コンビニがありません。
コンビニによるなら東京方面からの場合は手前の「寒河江IC」で降りたほうが遠回りになりません。
[宿泊地 弓張平キャンプ場からのアクセス]
[公共交通機関利用の場合]
JR左沢線左沢駅から古寺鉱泉までタクシーで約50分。
※古寺鉱泉口までのアクセスはマイカーとタクシーのみですが、「朝日鉱泉口」を利用する場合はハイシーズンの期間限定でJR「左沢駅」との間を会員制登山バス(ジャンボタクシー)が運行してます。
登山口
[古寺鉱泉登山口]
大朝日岳の登山口。林道終点の駐車場を利用。約30台駐車可能。
アクセスはマイカーまたはタクシーのみ
◎シーズン中(6月~10月末)は仮設トイレが2基設置
◎水場もあり
小屋情報
[大朝日岳山頂避難小屋]
夏前から晩秋まで管理人さんが滞在しているようです
◎利用時期 通年利用可能
◎利用料 登管理協力費 ¥1500/人
◎トイレ 有(4つ)
◎収容人数 約100人
◎食事 無
◎寝具 無
下山後の温泉&ごはん
[古寺鉱泉朝陽館]
林道最奥にある古寺鉱泉「朝陽館」は駐車場から5分ほど山道を進む
◎所在地 西村山郡大江町大字貫見字古寺930-2
◎一泊2食付 8000円
◎素泊まり 4000円
◎日帰り入浴 500円(日帰り入浴は10:00〜16:00)※平日は要確認
◎収容可能人数 30名まで
◎食事 岩魚の塩焼きや季節の山菜などの山の幸、川の幸が堪能できます
◎大朝日岳バッジ(1種類のみ) 600円
[りんご温泉]
今回立ち寄れなかったのですが行ってみたかった温泉です♪
国道287号沿いにある露天風呂から朝日連峰と月山を望める絶景のロケーションが自慢の温泉。湯船にはりんごが浮かんでいるので、りんごの癒し効果を感じることができます。
◎営業時間 8:00〜19:00
◎年中無休
◎入浴料 300円
[牛タン喜助]
登山口からクルマで約2時間半。足を伸ばして仙台へ
オススメのお店で牛タンを堪能☆
今回の山で使用した便利グッズ
今シーズンから使用してみているタイツは「スキンズA400」
なめらかな肌触りの生地で、絞めつけすぎず、緩すぎない程よい履き心地です。
サポート力に不安があったのですが10時間以上行動しても問題なしでした。
痒くなったり、かぶれたりと肌への擦れも感じなかったのでオススメのサポートタイツだと思います☆
最後までお読みいただきありがとうございます♪
「東北遠征登山Part3〜大朝日岳」の記事をお届けしました。
東北遠征登山Part1、Part2もぜひ読んでみて下さい。
この記事に興味を持っていただけたら、また読みにきてもらえると嬉しいです。
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