ついに中国地方まで足をのばし、鳥取県の標高1729m伯耆大山(ほうきだいせん)に登ってきました♪
1年前から計画していた冬の伯耆大山。せっかく遠くまで遠征するなら天気の良い雪の大山に登りたい! 天候に恵まれずなかなか実現できずにいたのですが今シーズンやっと行くことが出来ました☆
日本海沿岸という地理的条件から厳冬期の大山は晴天率が極めて低いことで有名なんです。昨年も休みと天気が合わず泣く泣く断念せざるを得なかったので、今シーズンこそはとチャンスを狙っていました!
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中国地方初上陸☆遠征登山第1弾「伯耆大山」へ快晴の中、憧れの景色を満喫してきました。
目次
このコースのオススメPoint
中国地方最高峰、豪雪の伯耆大山。日本海を見下ろすように裾野を広げる美しい山は「伯耆富士」とも呼ばれています。
平日でしたが登山者も多く、しっかりとトレースがついてるので迷うことはありませんでした。1合目、2合目〜と標識もあるので分かりやすい登山道です。3合目あたりから傾斜が出てくるのでアイゼン装着。本当は6合目の避難小屋から本格雪山装備にチェンジするらしいです…。
5合目までは静かな樹林帯を黙々と高度を上げて歩きます。このあたり樹氷が付いていたらもっと良い雰囲気なのですが、この日は残念ながら見られませんでした…。
6合目の避難小屋から北壁&雪稜の絶景が広がります。 急登になりますが、景色を見ながらだと頑張れます!
そして山頂からは誰もが憧れる絶景。白一色になる剣ケ峰&北壁。
剣ヶ峰に続く雪稜がとにかく美しい♪写真で見たことはあっても、やっぱり実物を自分の目で見る感動は比べ物になりません。
残雪期に入り暖かい日が続くと雪解けが進み景色が変わってしまうので、この時期の真っ白な雪稜が見られてホント感動です。風も弱く、コンディションが良かったので剣ヶ峰に向かう途中、三角点あたりまで行くことができました☆
注意するPoint
6合目の避難小屋から先は急斜面になり、強い風の影響を受ける場所でもあります。
汗が一気に冷えるのでこの辺りで暴風対策しておくといいと思います。
最高峰の剣ケ峰(1729m)登れるのは弥山(1709m)まで。トレースはありましたが、剣ヶ峰へは本格的な装備と技術がないと厳しいと思います。
登山コース
標準タイム 5時間10分(登り:3時間 下り:2時間10分)
[登り]登山口 100分 6合目避難小屋 80分 弥山
[下り]弥山 60分 6合目避難小屋 70分 登山口
アクセス
[公共交通機関利用の場合]
新宿駅から高速バスで米子駅へ
米子駅からレンタカーで登山口まで移動
※米子駅から大山寺行き路線バスもあり(米子駅7:20発、大山寺バス停8:15着で720円)
高速バス情報
行き8700円(新宿駅から米子駅) 帰り4400円(倉敷駅から新宿駅)
登山口
[大山寺登山口]
大山への登山の起点となる登山口。夏山登山道、行者コースなど、多くが大山寺起点となる。バス利用が可能で、米子駅、大山口駅から利用できる。
[登山口から1番近い駐車場]
南光河原駐車場(58台)
冬季のみ平日500円、土日1000円
[第一駐車場(150台)]
冬季のみ平日500円、土日1000円
小屋情報
[大山頂上避難小屋]
◎大山夏山登山道、大山頂上(弥山)
◎営業期間:通年(無人)
周辺情報
[モンベル大山店]
◎営業時間 10:00〜19:00
8:00〜19:00(5月〜11月の土日祝)
◎定休日 年中無休
◎駐車場 あり(無料)
[豪円湯院]
◎営業時間 11:00〜20:00(平日)11:00〜21:00(土日)
◎入浴料 380円
[大山情報館☆KOMOREBITO]
1Fの情報館で登山バッジを購入可能です
2FはKOMOREBITOサンセットカフェ こちらのカフェは日本海と大山の眺望が完璧です♪
◎営業時間 11:00〜14:00 CAFE/15:00〜18:00
◎ 定休日:水・木
◎登山バッジ 430円
[チロル&白樺]
◎こちらのロッジで雪が被った冬の大山のバッジが購入可能です
◎登山バッジ 600円
伯耆大山のバッジの情報も載ってる中国地方の山バッジコレクションはこちらです↓
ちょこっと立ち寄り〜観光情報〜
下山後はそのまま倉敷へ出て1泊。瀬戸内海ぐるっと1周ドライブ編です☆
まずは次の日朝から瀬戸大橋を渡り、香川県へ!
なかむら
香川県に来たからにはやっぱり讃岐うどん。
ガイドブックにも載っている有名なセルフのうどんのお店「なかむら」へ。土日は行列ができるそうです。
そこからのどかな風景を堪能しながら車を走らせて、愛媛県へ。
余裕があったら登りたいと思っていた「石鎚山」。せっかくなので登山バッジをGETするためにかなりデンジャラスな道を通ってロープウェイ乗り場まで行ってきました。
そして1番楽しみにしていた「しまなみ街道」を渡って尾道へ。
ここの景色は本当に素敵なのでまた絶対来たいと思わせてくれました☆
そして最後は千光寺公園の展望台から風情がある「尾道」町並みを眺めて帰りの高速バス乗り場である「倉敷」に戻りました。
最後の夕食は「倉敷」の美観地区にある鶏料理の「鳥焼酒房 鷭屋(ばんや)」さんへ。
何を食べても美味しくて、最後の最後まで満足できる旅となりました☆
登山と観光をセットで楽しむ旅、やみつきにそうです♪
最後に
雪山登山を始めてからコースの参考にしてる本をご紹介します♪
とても分かりやすくルートを紹介しているのでオススメです。
比較的歩きやすい初心者向けのコースは↓
最後までお読みいただきありがとうございます♪
「憧れの冬の伯耆大山」の記事をお届けしました。
この記事に興味を持っていただけたら、また読みにきてもらえると嬉しいです。
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