北アルプスの人気の縦走コースと言えば…。
中房温泉から登り燕岳〜大天井岳〜東鎌尾根を経て〜槍ヶ岳と続く「表銀座縦走コース」
高瀬ダムから入り烏帽子岳〜野口五郎岳〜鷲羽岳〜双六岳〜西鎌尾根を経て〜槍ヶ岳と続く「裏銀座縦走コース」
そして槍・穂高連峰の迫力ある大パノラマが楽しめる燕岳、大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳と続く「パノラマ銀座コース」
 

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梅雨入り直前の6月初旬、2泊3日常念小屋テント泊でパノラマ銀座コースの常念岳から大天井岳を歩いてきました♪

 
常念岳頂上

常念岳頂上

大天井岳頂上

大天井岳頂上

大天井岳から燕岳

大天井岳から燕岳へと続く登山道

大天井岳から高瀬湖

大天井岳山頂から高瀬湖方面

このコースのオススメPoint

1.テント場が空いてる

常念小屋のテント場が土日ではあり得ないくらい空いてるんです。
土曜は12.13張り、日曜はなんと3張りだけ。
シーズン中の週末はテン場争いがあるらしいので、重いテント装備で登る状況で焦らなくていいのは嬉しいことです♬
 

2.登山道も空いてる

日帰り登山の方もいますが登山道も夏に比べればかなり人が少ないです。
常念から大天井までほぼ貸切の稜線写真が撮れます。

3.雪をかぶった山々が堪能できる

この時期ならではの雪をかぶった槍・穂高連峰。1度あの景色を見てしまうと雪山を始めてみたくなるんじゃないかと。

4.公共交通機関でアクセス可能

登山バスの運行が始まる前なので公共交通機関でアクセスできる登山口は限られています。
一ノ沢登山口まではタクシーを使いますが、都内から穂高駅までは高速深夜バス(アルピコ交通)でアクセス可能です。

注意するPoint

1.残雪量によって装備が必要

装備の判断が難しい残雪期。今回軽アイゼン(6本爪)とピッケルを持参しました。
胸突八丁から常念乗越まで残雪が多く、登りはアイゼン&ダブルストック使用。
下りは一度転んだら数メートル止まらなそうな傾斜。しかもズルズル滑る雪質だったのでピッケルも使いました。ノーアイゼンで転んでる人、2.3m滑落してる人を見かけたので注意が必要な時期です。

2.大天荘はまだ営業してません

7月1日から営業のようなので残念ながら大天井岳の山バッジは買えません。 

3.日が落ちてからの気温が低い 

昼間は暑くても夜はかなり気温が下がります。テント内でもマイナスになるほどです。防寒としてダウンパンツ、ダウンシューズ、そしてハクキンカイロを2日間ともに使用。

登山コース

1st DAY 標準タイム/4時間35分
一ノ沢登山口〜王竜ベンチ〜胸突八丁〜常念小屋〈テント泊〉
2nd DAY 標準タイム/8時間50分
常念小屋〜常念岳〜常念小屋〜横通岳〜東大天井岳〜大天荘〜大天井岳〜ピストンで常念小屋〈テント泊〉
3rd DAY 標準タイム/3時間10分
常念小屋〜胸突八丁〜王竜ベンチ〜一ノ沢登山口
 
パノラマ銀座コース

パノラマ銀座コース→クリックして見てね♪

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アクセス(都心から公共交通機関利用の場合)

新宿〜安曇野穂高
アルピコ交通 新宿〜白馬線高速バス(行き4700円、帰り3350円)
穂高駅〜一ノ沢登山口
タクシー(往き5700円、帰り6300円)
※行きは深夜料金込み、帰りは温泉立ち寄りの価格です
※タクシー要予約。早朝は事前予約しないと待たされる可能性あり。登山口周辺は携帯電波が繋がらないので帰りは下山前に小屋で予約することをお勧めします

登山口

[一ノ沢登山口]
常念岳への最短コース。登山口の一ノ沢登山口までは穂高駅からタクシーを利用。
マイカーの場合は一ノ沢登山者専用駐車場に車を置き、登山口まで20分ほど歩く。
 
 

一ノ沢登山口

テント場情報

[常念小屋キャンプ場]
1泊 1,000円
トイレ6室あり(内1つは女性専用の洋式)
積雪はなし
[小屋で販売]
水1リットル 200円
缶ビール 500円(350ml) 700円(500ml)
 

常念小屋テント場

下山後の温泉&ごはん

2016年10月にオープンしたばかりのキレイな日帰り温泉。露天風呂、炭酸泉、ジェットバス、サウナあり。
定食、肉類、魚類、麺類など食事処のメニューも豊富。
○入浴料700円
○食事処あり
○シーズン中は穂高駅まであづみ野周遊バス利用可能
しゃくなげの湯
 
最後までお読みいただきありがとうございます♪
6月初旬におすすめのテント泊コースの記事をお届けしました。
 

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