今日ついに、関東地方梅雨入りが発表されました。登山者にとってこの時期はホント雨予報ばかりでうんざりですね〜
本格的な夏山シーズン前で、不安なく登る体力を付けるためにも足慣らしをしたい重要な時期です。
コロナも落ち着いてきた今年の夏こそは…
「北アルプスの絶景が見たい」「テント泊にチャレンジしたい」「ロング縦走したい」と計画を立てて、心待ちにしている人も多いんじゃないでしょうか?
そこで今回は耳にすることの多い
◎梅雨時期でも登れる山はないのか?
◎雨が降っても+αで別の楽しみがある山はないのか?
◎夏山に向けてトレーニングも兼ねてどこかに登りに行きたい!
そんな疑問を解決する手助けになればと思います。
目次
梅雨にオススメな山をピックアップ
登山歴9年になった私が実際に6〜7月上旬の梅雨時期に登ったことのある登山コースを紹介します。
<北アルプス>常念岳&大天井岳
まず、梅雨の合間の好天を狙うことができたらオススメなのがこのコース。
梅雨入り直前の6月初旬、常念小屋で2泊3日のテント泊。有名な「パノラマ銀座コース」の常念岳から大天井岳の稜線を歩いてきました。
残雪があるのでテント泊装備ではかなり大変です。体力に自信がある方のみとなりますが…。この時期ならではの雪渓が残る北アルプスの絶景は一見の価値あり。
<上信越>草津白根山
登山と一緒に楽しめるエメラルドグリーンに輝く湯釜が魅力。
本白根山へは約3時間で往復できるので初心者でも安心。ただ「活火山」なので警戒レベルが日々変わります。必ず警戒事項を確認してから行きましょう。
<南アルプス>鳳凰三山
日帰りのロングコースです。夏前の縦走登山の足慣らしにピッタリだと思います。ロングコースの多い北海道遠征のためのトレーニングとして登ったコースです。
滝めぐり、沢の音、白い山肌、地蔵岳のオベリスクとバラエティに富んだ充実感たっぷりのコースです。
<南関東>滝子山
秀麗富嶽十二景の1つ「滝子山」。美しい富士山が見られるのが魅力。笹子駅から出発して初狩駅へ下山できるのでアクセスが楽です。
沢沿い歩きなので蒸し暑い梅雨時期でもちょっと涼しい雰囲気を楽しめます。

2014.6月撮影

2014.6月撮影
<奥多摩>渓谷ハイキング
いつ雨に降られるか分からない不安定な日は、無理せずに山に登らないで渓谷ハイキングを楽しむのはいかがでしょう?
沢沿いで山ごはんを楽しみました☆

2015.6月撮影

2015.6月撮影
<番外編>紫陽花が見られるコース
6月中旬から7月上旬に見頃を迎える紫陽花(あじさい)を楽しむコースもオススメです。
①南沢あじさい山
南沢あじさい山は東京都のあじさいの名所です。武蔵五日市駅から徒歩で40分ほど。山の斜面がブルーやピンクに染まるという素敵な景色が見られます☆
あじさい鑑賞の後は「日の出山」までハイキングを楽しみ「つるつる温泉」に下山して温泉でサッパリできます。雨に濡れても楽しめるオススメのコースだと思います。
②鎌倉アルプス&明月院
鎌倉市にあるあじさいの名所「明月院(めいげついん)」。北鎌倉駅から徒歩10分ほどです。別名「あじさい寺」とも言われ、境内を埋める数千本のあじさいを見るために多くの観光客が毎年訪れています。
あじさい鑑賞の後は「建長寺」〜「天園ハイキングコース」を巡り、「鶴岡八満宮」など鎌倉の名所に立ち寄りことも可能です。
雨登山の記録
天気が良い日を狙っていても、急変して雨に打たれることも多い。そして下山したら青空が…という展開が山あるあるでしょう(笑)
そんな雨登山の記事はこちら↓
摩利支天山
とても素敵な山小屋「「五の池小屋」で美味しいケーキを堪能できるので雨でも十分楽しめました。
鳥海山
雨と強風に苦しんだ「鳥海山」。チラッと晴れ間が出た瞬間に見た美しい稜線が今でも忘れられません。いつか必ずリベンジを果たそうと決めてる山です。
磐梯山
天気予報が外れて途中から本降りの雨になってしまい修行のようだった「磐梯山」。数年後の厳冬期にリベンジを大成功させました。
白山
とにかく高山植物の宝庫。雨でも花の咲き誇る時期に訪れる価値ありです。
雨の日も室内でできるトレーニング
自宅や通勤途中など室内でできるトレーニングも掲載してます↓
雨登山を楽しむための便利な装備
雨登山の装備については次回の記事で…。
これからの時期の登山で必要な対策について↓
最後までお読みいただきありがとうございます♪ 「梅雨におすすめな登山コース」の記事をお届けしました。
この記事に興味を持っていただけたら、また読みにきてもらえると嬉しいです。
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