外出自粛中に「山ごはん」にチャレンジし続けていたら一気に太りました(笑) 

というわけで山ごはん作りから一度離れて今回は「山の本」について。登山が題材になっている本を見つけるとついつい買ってしまう私。たくさん溜まってしまった本たちをこの機会に読み直してみました。 

再度読んでみると、登山歴を重ねたことで新たな発見があったり、最初に読んだころとは違う印象を抱いたりするのでまた面白いと感じました。 

コロナ感染の影響はまだ続いていて、県を跨いでの本格的な登山ができるようになるまでもう少しの辛抱です。そんなこの時期に、実際にいろんな山に登っている気分に浸れるような魅力的な書籍を読んでみるのはいかがでしょう? 

気になるストーリーやオススメポイントなど自分なりにまとめてみたのでご紹介していきます♪ まず第1弾は老若男女だれでも手に取りやすいオススメ「漫画 編」です。 

 

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「山の本」紹介 No.01 

山と食欲と私」1〜11巻信濃川 日出雄(バンチコミックス) 

山ガールと呼ばれたくない(笑)単独登山女子の主人公による山×食の世界。登山者の間で最近人気が出ている注目の登山マンガです。  

雄大な山々の「描写」と美味しそうな「ごはん」に妄想を掻き立てられて、読むと山に登りたくなる&お腹が空いちゃいます。試してみたくなる簡単な山ごはんのレシピがたくさん掲載されているのが魅力です。 

登山用語や道具などもキュートなイラストで分かりやすく説明してくれてるので、初心者でも登山を知らない人でも楽しんで読めるでしょう♪ 

基本は単独の主人公が、日帰り低山からアルプスへ。テント泊にチャレンジ。そして雪山登山へ。と徐々に登山レベルがアップしていく過程を見るのも面白い!! 次はどこの山が舞台になるのか、どんな山ごはんが登場するのかと毎回新刊を楽しみにしている人も多いはずです。 

 

「山の本」紹介 No.02 

「山を渡る -三多摩大岳部録-」1〜2巻空木哲生(KADOKAWA/ハルタコミックス 

次に紹介したいのは…長い歴史のある大学山岳部が舞台のこの漫画。冬の八ヶ岳にも挑戦するほど部員のレベルは高いのですが、部員数が足りず存続をかけて新入部員集めをすることに…。 

登山未経験の3人の新入部員たちに登山の楽しみを体験させたり、簡単に購入できない高価な登山道具をめぐり右往左往したりと…。純粋な新入部員たちの姿に思わず吹き出してしまう場面もたくさん〜♪ 

体験登山として「高尾山」や「塔ノ岳」など首都圏の登山者には馴染みの山が登場。これから登山を始める人の参考にもなるし、経験者には登山あるあるネタに共感しながら楽しんで読めると思います。 

まだ2巻までしか発行されていませんが、新入部員たちが今後どう成長していくのか続きがかなり気になる1冊です。 

 

「山の本」紹介 No.03 

「未亡人登山」全2巻板橋 大祐(ビッグコミックス) 

夫を亡くした未亡人が、夫が生前に愛した「山」に登っていくという物語。 タイトルから重い話を想像してたのですが、夫が遺した手帳に記された山に1座ずつ登っていくうちに登山の楽しさを知り気持ちに変化が…。 

少しずつ道具を揃え、山の魅力にハマっていく様子を見ていると自分が山を始めた頃の気持ちを思い出しました。とても懐かしい気分になり、そして初心に戻って改めて山を純粋に楽しみたいなぁ〜と実感。 

繊細な印象なのに芯の強さを感じる主人公に感情移入してしまい、次はどこの山に登るのかと続きがとても気になりあっという間に読み終わってしまいました。 

主人公に付き合って一緒に登山する男性の登山に対する真面目な姿勢ハマりっぷりもぜひ読んでもらいたいオススメのポイント。 読み終わった後、なぜか温かい気持ちになれる1冊。2巻完結なので短い時間でサクッと手軽に読めるのでオススメです♪ 

 

 「山の本」紹介 No.04 

「ふたりソロキャンプ」1〜6巻出端 祐大(イブニングKC) 

「キャンプテク」や「グルメネタ」が満載のキャンプバイブルです。 こちらは登山ではなくキャンプの漫画ですが…。テント装備や道具、登山でもキャンプでも使える調理道具が頻繁に出てきてとても参考になるので候補に入れてみました。 

「ザックに選りすぐりのギアを詰め込み、身体ひとつで自然の中に入る」というフレーズに共感公共交通機関を使うソロキャンプの場合、装備は山のテント泊とほぼ変わりません。自然を愛し大切にする基本ポリシーも全く一緒です。 何度も「確かに!」とつぶやいてしまうほど共感ポイントがとても多いマンガでした♪

自然を身近に感じながら味わうキャンプ飯。毎回とても美味しそうに食べる描写がたまらないです。読むとキャンプ(もしくはテント泊)に行きたくなるのでくれぐれもご注意ください(笑) 

 

「山の本」紹介 No.05 

「ハイジと山男」全3巻/安藤なつみ(講談社) 

山を全く知らない都会っ子の主人公が、祖父の残した「山小屋」で働き始めるという本格山小屋マンガ 

山の厳しさと、素晴らしさを体感し、厳しい環境の中に身を置いた主人公の葛藤や成長がリアルに描かれています。 少女漫画的な絵なので抵抗がある方もいるかもしれませんが…「山小屋」の内部や「小屋番」の仕事内容などがとても分かりやすいストーリーになっています。 

同じ山小屋で一緒に働く魅力的な2人のイケメン山男も登場。読み終わったら爽やかな気持ちに浸れます。

 

「山の本」紹介 No.06 

「岳」全18巻/石塚 真一(ビックコミックス) 

たくさんの登山者に愛読されている山岳マンガ。2011年に実写映画化されているので登山をしない人でも知っている有名な漫画でしょう。 

山岳救助ボランティアとして活動している主人公。登山者に人気で馴染みのある北アルプスの穂高岳槍ヶ岳周辺と長野県の松本市が舞台となっています。 

山の素晴らしさ、魅力がたくさん詰まっているだけでなく、遭難や事故など山の危険性についてもリアルに描かれています。迫力ある登攀シーンや救助現場、壮大な山々の描写、感動的なストーリーにどんどん引き込まれてしまいます。誰からも愛されるとても魅力的な主人公のキャラと、山に関わる様々な人間模様もまた面白い! 

まだ読んでいない登山者にはぜひ読んでもらいたいオススメの漫画です。 

 

「山の本」紹介 No.07 

「あれを食べに、この山に行ってきました〜食と酒の山紀行〜」/鈴木みき(平凡社) 

最後は山に関するコミックエッセイを数々出版している人気漫画家「鈴木みき」さんの1冊。

タイトルに惹かれて即買いしたマンガです(笑) なぜ山に登るのか?と考えたときに、山の上で食べる美味しい「ごはん」と美味しい「お酒」を飲むためなんじゃないかとよく思ってたので…。食べることを楽しみに登るというところに激しく共感しました。 

どこの山小屋のごはんがオススメなのか、どんな山が出てくるのか、お酒ネタも楽しみにして読んで欲しいオススメ漫画です。地図や小屋ガイドもイラストで分かりやすく描かれていて、山でのエピソードも面白い! 

読んだ後、その小屋に行ったことがあってもなくても、ごはんを食べに(or 飲みに)山に登りたくなるでしょう♪ 

 

最後に…

今回ご紹介した漫画の詳細です。興味がある方は時間があるときに覗いてみてください。

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No.07

 

最後までお読みいただきありがとうございます♪ 「登山関連の書籍」の記事をお届けしました。この記事に興味を持っていただけたら、また読みにきてもらえると嬉しいです。  


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