2025年初登山そして、9ヶ月ぶりの山登りに選んだのは新潟県魚沼にある「坂戸山」。
この時期はやっぱり「雪の上を歩きたい!」という気持ちが……。でも久しぶりの登山なのでハードな雪山はちょっと不安。ということで前から気になっていた坂戸山に決定しました♪
今回が初めての山なので、登山レポートも多い「薬師尾根コース」をピストンで。高尾山と変わらない標高なのに、山頂からはなんと360度の大パノラマ!越後の山々を一望できる、まさに雪の絶景が広がっていました。都心に住んでいる私にとっては、そんな雪景色は最高のご褒美です⭐︎
晴れ予報に合わせて遅めのスタートだったこともあり、周囲には本格的な登山装備の人はほとんどいませんでした。スノーシューを持参したのですが、結局出番なしで完全に飾りになってました。
目次
このコースのオススメPoint
新潟県南魚沼市にある「坂戸山」。標高は634mで、なんと東京スカイツリーと同じ高さ!地元ではとても人気の山なのでトレース(踏み跡)も期待できそうです。
登山ルートのひとつ「薬師尾根コース」はよく整備されていて、登頂までおよそ1時間半。短時間で登れるのに、山頂からは上越の山々や、雪をかぶった魚沼の街並みを一望できる絶景が楽しめます。
地元の方は坂戸山登山を日課にしている人が多く、大半が軽装。長靴だけで登っている人も多く、登山靴やザックをしっかり装備している人はむしろ少数派(笑)
魚沼といえば豪雪地帯として有名ですが、坂戸山の登山口はインターから近く、除雪もしっかりされているので、4WDでなくてもアクセス可能です。さらに、六日町駅から徒歩約20分という立地も◎。公共交通機関でアクセスできる雪山は少ないので、本当に貴重な存在ですね。
注意するPoint
ほとんどの人がチェーンスパイクを装着している中、長靴だけで登っている人もけっこういて驚きました。軽装でまるで日課のように登っている地元の方がほとんどという印象です。
低山とはいえ、想像以上に雪が積もっていて、山頂手前には急登もありました。下山時は雪が溶けて滑りやすくなっている箇所もあり。
平日でも登山者が多い人気の山なので、基本的にはしっかりとしたトレースが期待できますが、悪天候や大雪直後にはトレースが消えてしまうこともあるので、その場合はラッセルが必要になるでしょう。
ちなみに装備は冬靴にチェーンスパイク&ストック使用。ハードシェルを着てスタートしましたが途中で暑くて脱いで薄いフリース1枚のみで行動しました。
登山コース
標準タイム1時間40分(登り:約1時間 下り:40分)
アクセス
[クルマの場合]
東京から銭淵公園駐車場まではおよそ200km。
◎関越自動車道で練馬IC 120分 六日町IC 10分 登山口
[公共交通機関利用の場合]
JR六日町駅東口から坂戸山登山口まで約1.6km(20分前後)
登山口
[薬師尾根登山口]
薬師尾根登山口の駐車場(鳥坂神社駐車場)は冬期は閉鎖されているようです。歩いて10分ほどの銭淵公園(南魚沼市 勤労者総合福祉センター)の駐車場を利用させていただきました。ここには冬期でも使える綺麗なトイレがあるのでありがたいです。
越後駒ヶ岳や守門岳のバッジの情報も載ってる上信越地方の山バッジコレクションはこちらです↓
下山後の温泉&ごはん
[YUKIMURO WAGYU UCHIYAMA]
雪温貯蔵で熟成させた銘柄黒毛和牛「にいがた和牛」と魚沼育ちの豚肉「雪ひかりポーク」を使ったメニューが売りのレストラン。魚沼ののどかな風景を眺めながらご当地グルメが楽しめます。
◎営業時間 11:00〜15:00
◎定休日 水曜
龍氣本館
駐車場から車で10分ほどのこちらの旅館の日帰り入浴を利用しました。ここを選んだ理由は「薬石風呂」という岩盤浴のような体験ができるから。溶岩ヨガで岩盤浴を日課としている私はその効果をぜひ体験してみたい!ということで立ち寄ってきました。世界初「遠赤外線温熱波動効果」のある健康風呂。薬効の高い15種類の薬石が敷き詰められた上で体の芯から温まり、血行促進、身体機能の活性化が促されるそうです。岩盤浴と同じように滝のような汗が出てスッキリ。肌もすべすべ。5種類の温泉も楽しめるのでたっぷりリラックスできました。
◎利用時間 10:00〜21:00(最終受付20:00)
◎日帰り入浴 1100円
◎薬石風呂/1回 プラス660円
湯らりあ 六日町温泉公衆浴場
登山口から徒歩で15分ほどのところにも日帰り温泉あり。六日町駅に向かう途中にあるので公共交通機関利用でも立ち寄りが可能です。
◎利用時間 9:00〜21:00
◎日帰り入浴 480円
立ち寄りスポット
孝泉堂
六日町に来たら立ち寄って欲しいオススメスポット。銭淵公園の駐車場から車で5分。以前、新潟駅のお土産屋さんで見つけた「生クリーム笹団子」。その商品を作っているお店が近くにあると知ったので立ち寄り。冷凍保存なのでまとめ買いして帰りました。大福の中にクリームが入った「雪がっせん」という大福も美味しかったのでオススメです☆
◎生クリーム笹団子(5個入り)750円
◎雪がっせん(生クリーム/抹茶クリーム) 1個210円
道の駅 南魚沼
塩沢石打インターより車で5分の道の駅に立ち寄り。駐車場からは車で20分ほど。地元 南魚沼産コシヒカリが主役のごはん屋さんが併設。特産品や地元野菜も揃ってます。なんと言っても駐車場から見える景色が都心とは全くの別世界。天気も良くて今シーズン初の雪景色にテンション上がりました。
今回の山で使用した便利グッズ
[MSR スノーシュー ライトニング アッセント]
入山者が多くトレースが踏み固められていたので持って行ったのにスノーシューは使えず…降雪直後じゃないとスノーシューは必要ない山でした。
[ブラックダイヤモンドアルパインゲイター]
雪山ではゲーターは必須です。
[テムレス防寒グローブ]
雪遊びに便利な手袋です。安いのに指先が冷たくなることがない万能な手袋です。キャンプの設営時に大活躍☆
[ハクキンカイロ]
雪山に入る時は必ずポケットにハクキンカイロを入れてます。冷えた指先を温めたり、カメラやスマホを冷えから守るのにも使えます。
雪山テント泊の装備はこちら↓
雪中キャンプの装備についてはこちら↓

最後に
雪山登山を始めてからコースの参考にしてる本をご紹介します♪ とても分かりやすくルートを紹介しているのでオススメです。
比較的歩きやすい初心者向けのコースは↓
最後までお読みいただきありがとうございます♪ 「過去いち最短で雪景色が楽しめる雪山☆坂戸山」の記事をお届けしました。この記事に興味を持っていただけたら、また読みにきてもらえると嬉しいです。
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