5月末、久しぶりの登山に選んだのは静岡県の百名山「天城山」です。アマギシャクナゲの見頃を狙って行ってきました。
都内からはちょっと距離はありますが…電車とバスを乗り継いでアクセスできます。スタート時間は遅めですが、コースタイムが短いので充分日帰り登山が可能です。
伊東の温泉&伊豆の海鮮グルメを楽しむこともできるので日帰りで登山とプチ旅気分を満喫☆ 伊東駅から海岸まで歩いて行けるのも魅力的ですね〜♪
まばゆい新緑と爽やかな風、満開の山ツツジや少し残っていたシャクナゲで彩られた美しい花の登山道を楽しんできました。
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このコースのオススメPoint
「天城山」は最高峰の「万三郎岳」(ばんざぶろうだけ)、「万二郎岳」(ばんじろうだけ)、「遠笠山」(とおがさやま)等の連山の総称です。 今回は「万二郎岳」から「万三郎岳」に登り「涸沢」経由で下る周回コースです。
岩がゴロゴロした沢沿いの斜面を登ると「万二郎岳」。「万二郎岳」から少し下ったところが唯一の展望ポイントで天気がよければ海岸線や富士山が見渡せます。
万二郎岳から万三郎岳に向かう途中にある「石楠立(はなだて)」が有名なアマギシャクナゲの群生地。5月中旬〜6月初旬が見頃と言われ、白やピンクに彩られた美しい登山道を歩くことができます。
アマギシャクナゲと新緑の季節が1番華やかですが、10月下旬〜秋の紅葉時期もオススメ。全体的に展望少なめの山ですが、下山後の温泉&海鮮グルメを目的に登るのもいいかもしれませんね♪
注意するPoint
登山道に水場はなく、トイレもありません。
万二郎岳〜万三郎岳までは危険な箇所は特になし。万三郎岳から先は荒れた登山道になります。階段がところどころ壊れたままになっていてかなり歩きにくく感じました。段差が大きい箇所も多く、ぬかるんでいて滑り易い箇所にも注意が必要。
また登山道が明瞭ではなく迷い易い箇所も多かったです。ロープやリボンなどの目印を確認しながら注意して進んでいても少し道を間違えることも(正規のルートにすぐに戻れましたが…)コースタイムは短いですが本当の初心者だけでは少し心配なコースかもと感じました。
壊れた箇所はここ数年の台風などの自然災害の影響のようです。山や森はこの状態が普通なのでしょう。今まで登ってきた人気のある山は、荒れてしまった登山道をすぐに直して歩きやすくなっていることに改めて気づきました。登山道を安全に整備してくれている方々がいることに感謝です。
登山コース
標準タイム 4時間25分
天城高原ゴルフ場 20分 四辻 55分 万二郎岳 40分 石楠立 35分 万三郎岳 45分 涸沢分岐 70分 四辻 20分 天城高原ゴルフ場
アクセス
[クルマの場合]
東京から天城高原ゴルフ場まではおよそ150km。
※ゴルフ場の手前にハイカー用の駐車場&トイレあり
[公共交通機関利用の場合]
◎都内から電車代が安くて乗り換えが少ないこの方法でアクセスしました↓
新宿駅〜小田原駅(小田急小田原線急行で約90分)
小田原駅〜熱海駅(東海道本線熱海行きで約30分)
熱海駅〜伊東駅(伊東線伊豆急下田行きで約20分)
伊東駅(10時10分発)から天城高原ゴルフ場(11時5分着)までバスで約1時間(片道1,020円)
※ICカード不可、現金のみ ※バスの本数が少ないので要注意
登山口
[天城山縦走登山口]
バスの終点は「天城高原ゴルフ場」ですが1つ前の「登山口前」で降りると目の前が登山口とハイカー用の駐車場&トイレです。
天城高原ゴルフ場のゲストハウスの受付で登山バッジが販売されいます(紅葉verと鹿verの2種類あり)バッジを買う時は登山靴からスリッパに履き替えてから中に入りましょう。この日ゲストハウスは17時まで営業してました。バッジを購入する場合は営業時間を要確認。
◎天城山バッジ 650円
天城山のバッジの情報も載ってる南関東地方の山バッジコレクションはこちらです↓
下山後のごはん
[まるたか]
伊東駅から徒歩3分。伊東のローカルグルメが堪能できるお店。このお店でしか味わえないローカルフィッシュ「うずわ」や伊東名物「金目鯛の煮付け」など美味しくいただきました。
◎うずわ定食 1,280円
◎刺し身付金目鯛の黒潮煮込み定食 1,980円
この時期の登山で必要な対策について↓
最後に
全国の百名山の情報が詳しく載っているこの本、いつも参考にしてます。百名山制覇を目指す方にオススメ↓
最近発売されたこの本、情報量も多くて迫力ある3Dイラストで分かりやすい!! 鳥瞰図がとにかく眺めるだけでも楽しい!! 百名山に登る前も登った後も楽しめる1冊↓
最後までお読みいただきありがとうございます♪ 「電車とバスで行く百名山☆天城山」の記事をお届けしました。この記事に興味を持っていただけたら、また読みにきてもらえると嬉しいです。
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