登山を続けていく上で切り離すことができない「日焼け」問題について…。

紫外線量がもっとも多くなるのは春から夏です。山に登って標高が上昇すると、紫外線の量も増加します。標高の高い山に登る時は特に気をつけたいですね。

太陽からの紫外線を多く浴び続けると、肌荒れ乾燥シワシミたるみなど…肌の老化を招く原因になってしまいます。

登山後に肌が真っ赤になっている男性をたまに見かけますが、女性だけでなく男性にも紫外線対策は必要だと思います。後で後悔しないように、そして紫外線のダメージに負けない美しい肌をキープするためにしっかりとした対策とケアをしていきましょう♪

スポンサーリンク

 

紫外線とは?

紫外線には「UVA」「UVB」2種類あります。

簡単に言うと「UVA」はシワタルミなど見た目の印象が変わる可能性があり、「UVB」は皮膚の炎症で黒くなったり、シミの原因となります。「シミもシワもどちらも作りたくない!」と誰もが願うでしょう。何とかして紫外線から肌を守りたいところです。

紫外線対策の必需品☆日焼け止め

紫外線から肌を守るにはまず「日やけ止め」ムラなく十分な量を塗ることが重要。特に「おでこ」「鼻筋」「頬」など顔の「高さのある部分」は焼けやすいので重ね塗りがオススメです。2~3時間ごとに塗り直すようにするとさらに効果的。

クリーム、ミルク、ローション、ジェル、スプレー、パウダーなど様々なタイプが販売されています。肌質や好みの使用感でタイプを選び、状況に合わせて何種類か使い分けるのが個人的にはいいのかな〜と思っています。

登山中は汗がたくさん出るので、水に強い「ウォータープルーフ」がオススメ。登山スタート前にしっかり塗っておくこと。休憩時などにこまめに塗り直すこと。耳の後ろや襟足、首やデコルテなどの塗り忘れにも注意しましょう。

それでは実際にオススメのアイテムを紹介していきます☆

私が愛用している4種類の日焼け止めです☆登山中に持ち歩くのはスプレーとスティックの2本のみ。

今までいろいろなタイプを試し、撥水性使用感焼けにくさを比べて最終的に良いと思った商品です↓

〈コーセー〉 スポーツ ビューティ サンプロテクト ミルク

朝、化粧下地として顔に塗ります。登山直前に首や腕や手など露出している箇所にも。「スポーツ」という名前から分かるように、汗・水・こすれ・動きに強いのでアウトドアでも安心です。付け心地がなめらかでべたつかないので私はこのミルクタイプが一番好みです。

created by Rinker
Sports Beauty(スポーツビューティ)
¥4,980 (2024/10/13 07:12:39時点 Amazon調べ-詳細)

雪肌精> ホワイト BBクリーム モイスト

1本で「美容液」「乳液」「クリーム」「日やけ止め」「化粧下地」「ファンデーション」の6つの効果があるのでこのBBクリームを普段から愛用しています。日焼け止めのサンプロテクトミルクの上に、UVカット効果のあるBBクリームで2重にしているので、帽子を被っていれば顔の日焼けはほとんどカバーできます。

<資生堂> サンケアクリアスティック UVプロテクター

そして登山中に使う最近の1番のお気に入りはコレです! 手袋をしたままでも手を汚さず、肌に直接塗れるスティックタイプ 透明なので化粧の上からでも気にならないし、白浮きもしません。特に日焼けしやすい頬や鼻、忘れがちな首の後ろ、耳の上、手の指にも塗りやすいです。

とても使いやすいと思っていたこの商品。なんとメンズ用も今年発売されていました。パッケージが黒でスタイリッシュなので男性へのちょっとしたプレゼントにしてもいいですね〜♪

ハーバルガーデンSPFスプレー

ミストタイプは真夏の登山にオススメです。顔にミストを吹きかけるとヒヤッとして気持ちいいです。こちらも手を汚さずに体にもかけやすい。透明なのでメイクの上でもOK!

ただ塗りムラが心配なので小まめに塗る必要があります。このSPFスプレーは天然ハーブ成分が配合されているので少し虫除け効果もあるようです 登山時だけでなく日常のちょっとしたお出かけにも使ってます。

そのほかの必須アイテム

帽子&フェイスマスク&サングラス

登山者のほとんどの方が帽子はかぶっていると思いますが…顔の日よけだけでなく熱中症対策や、髪の毛の日焼け対策にもなりますね。

長時間、強い紫外線を浴びると白内障などの病気を引き起こす可能性もあるのでサングラスも必須です。肌の日焼け対策をしていても、目から紫外線が入ることで肌が黒くなるんだそうです。目にも紫外線予防が必要なんですね☆ 

また最近はマスク代わりにもなるフェイスマスクをしている人も増えてます。フェイスマスクを付けると首まわりの日焼けからも肌を守ってくれるのでオススメです。

夏の登山では麦わら帽子が可愛くて気に入ってます。登山時に使うために風で飛ばないよう顎紐を自作で取り付けてます(笑)

UVリップ

唇だって日焼けします!唇にUVケアせずに紫外線を受けてしまうと、乾燥の原因になります。UVカットリップクリームを使いましょう。

と言いましたが…。いろいろ試してはいるのですがUVカット効果のある好みのリップに私はまだ出会えていません。自分好みのUVリップを探す旅は続けていきます(笑) 

UV効果はないのですが乾燥予防のために使っているお気に入りのリップはこちら↓しっとりプルプルで保湿が長持ちする美容液リップです。

アームカバー

腕から手首のUV対策。汗をかきやすいので長袖を着るのが嫌な私は春夏はいつも半袖にアームカバーを付けています。この素材は肌がヒヤッとして涼しく感じるのでオススメです。締め付け過ぎず、落ちてくることもない程よい着圧なので「シースリーフィット」はお気に入りです。

下山後のケアについて

日焼けした肌は紫外線により炎症を起こしているのでとても敏感な状態です。そのまま放置すると乾燥で肌がカサカサ、ハリや弾力も失われてしまい、様々な皮膚トラブルの原因になる可能性があります。早めに対処して大切な肌を守りましょう!

① まずは日焼け止めを落とす → 洗顔料

数値の高い日焼け止めは水ではなかなか落ちません。落とすのが不十分だと皮膚トラブルを引き起こしてしまうのでしっかりと石鹸や洗顔料で落とすことが大事です。日焼けした肌は敏感な状態なので、私は肌への負担が少ないクリームタイプの洗顔料で優しく洗うよう心がけています。

② しっかりと湿する → 化粧水

紫外線を浴びた肌は普段の何倍も乾燥して水分が不足しています。化粧水や美容液を使っていつもより念入りに保湿しましょう。乳液などで水分が逃げないようにすることも忘れずに。私の最近のお気に入りの化粧水はアベンヌの化粧水スプレーです。50mlサイズが持ち歩くのに便利です。

created by Rinker
アベンヌ(Avene)
¥887 (2024/10/13 08:15:14時点 Amazon調べ-詳細)

③ 冷やす → シートマスク

日焼けは軽いやけどと同じなので皮膚のほてりを鎮める事が大切。下山後の温泉で髪の毛を乾かしながら特に気になる頬だけシートマスクを使うようにしています。冷やすと赤みはある程度引くので短時間だけでも効果はあると思います。

④ 体の内側からケア → 日焼けに効く食材

日焼けした後に積極的に取り入れたいのは赤い食材です。リコピンを多く含むトマト、ビタミン豊富な苺やスイカ、アセロラジュースなど…。

下山後の夕飯には、筋肉疲労に効く「タンパク質」だけでなく「ビタミン」や「リコピン」を多く含む食材を取り入れて内側からのケアも心がけましょう。すぐに摂取できない場合はビタミンサプリを取り入れるのもいいかもしれませんね♪

また日頃から抗酸化物質を多く含む食材「カシス/ベリー」「トマト」「オリーブオイル」「サーモン」「緑茶」「コーヒー」を意識してバランスよく取り入れることで紫外線対策ができるそうです。

紫外線対策をバッチリにして夏の登山を楽しんで行きましょう☆
登山以外BBQ、キャンプ、ガーデニング作業中も活用してもらえればと思います

 

夏の登山の虫除け対策についてはこちらをご覧ください↓

【虫除け対策】登山時に常備するべき虫除けグッズをまとめてみました
蚊、アブ、ブヨ、スズメバチ、トンボにハエなどなど…。夏から秋にかけての登山中、顔の周りにまとわりつく様々な虫たちって本当に鬱陶しいですよね。去年の夏の縦走中、食事中にまとわりついてきたり、タイツの上から刺されたりと、虫が多いテン場でかなり苦しめられました…。せっかくゆっくり自然を満喫するために山に来てるのに、「寛ぎ中」や「食事中」に虫のせいで嫌な思いをしたくない!というわけで徹底的に虫除け対策をリサーチしてみました。  登山を始めたいけど虫嫌いの方、虫が多いテン場に行く方などの参考になれ...

最後までお読みいただきありがとうございます♪ 「山の紫外線対策」の記事をお届けしました。この記事に興味を持っていただけたら、また読みにきてもらえると嬉しいです。  


スポンサーリンク