紅葉真っ盛りの10月の3連休。2日間とも気持ちのいい秋晴れ。
北アルプスの紅葉を楽しみたくて、混雑覚悟で針ノ木小屋にテント泊に行ってきました♪
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紅葉シーズンの北アルプスとは思えないほど、のんびりテント泊を楽しめ最高の休日。
1泊で針ノ木岳と蓮華岳2つのピークを踏むことも可能ですが、今回は欲張らずにゆっくりのんびり楽しむ心に優しい山歩きを満喫してきました。
目次
このコースのオススメPoint
針ノ木岳は標高2821m。北アルプスでほぼ中央に位置するので、北アルプス全域の眺望が抜群です!山頂からは、穂高、槍ヶ岳方面も、立山、剱岳、黒部ダムも、富士山まで望めます。
針ノ木小屋のテン場はそこそこ埋まってましたが、日帰りハイカーさん達が下山を始めたら山頂はほぼ貸切!
すぐに下山する必要がないというのがテント泊の醍醐味の1つです。山頂でのんびり風景を楽しむことができました。
天気も良くて、風もなくて、人も少なくて絶好のコンディション!
山頂からは眼下に黒部湖が広がり、目の前には立山方面の山々。さすが北アルプス「ずるい」と言いたくなるくらいの大迫力に圧倒されます(笑)
特に立山と剱岳と黒部湖のコラボは本当に絶景☆
このまま山頂で留まり続けたいと願ってしまいます。
そして山肌に雪がかぶっている風景を想像してしまい、残雪期にまた会いに来ようと心に決めました。
注意するPoint
沢を渡るのに丸太の橋が掛けられてるところが2箇所あります。この時期の冷え込んだ日の早朝は凍っているという事前情報があったので慎重に渡りました。
また途中の大きな1枚岩を超える箇所で、足を滑らせ、ロープから手を離してしまい滑落しかけました…。前日の雨で滑りやすい場所も多かったのでスリップには本当に要注意です。
雪渓がほとんどなかったので高巻きのルートを登るのですが、地図の「のど」という辺りの急な鎖場がこのコースの1番の難所でした。登りも下りも注意が必要です。
雪渓情報(2017.10月初旬時点)
北アルプス三大雪渓と言われている「針ノ木雪渓」ですが、この時期はほとんど残っていませんでした。雪の上を歩くのは2.3mのみです。
水場情報(2017.10月初旬時点)
針ノ木峠に向かってジグザグにひたすら登る急登の手前に最終水場があります。
登山コース
1st DAY 標準タイム6時間30分
扇沢 1時間30分 大沢小屋 3時間30分 針ノ木小屋 1時間 針ノ木岳 30分 針ノ木小屋〈テント泊〉
2nd DAY 標準タイム3時間00分
針ノ木小屋 2時間 大沢小屋 1時間 扇沢
アクセス
[クルマの場合]
東京から扇沢駐車場まではおよそ270㎞。
東京 中央自動車道 岡谷JCT 長野自動車道 安曇野IC 約40㎞ 扇沢駐車場
[公共交通機関利用の場合]
新宿駅から深夜バス運行(7月中旬から9月中旬まで毎日運行、それ以外の4月から11月初旬までは週末のみ)
※また信濃大町駅、長野駅から路線バスもあります
登山口
[扇沢]
立山黒部アルペンルートの長野県側の起点。針ノ木岳のほかに鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳の登山口としても利用されている。
周辺駐車場は臨時を含めて約1200台を収容可能。
※扇沢駅の近くから有料駐車場(350台)少し下がったところに市営無料駐車場(230台)、混雑日には臨時駐車場もあり(前日の0時前の到着でしたが無料駐車場はほぼ満車状態でした)
テント場情報
[針ノ木小屋]
標高2,536m 約30張幕営可能。
◎営業期間 7/1~10月体育の日まで
◎幕営料 1人700円
◎生ビール 1100円
◎缶ビール 600円
◎水 1ℓ200円
◎針ノ木岳バッジ(2種) 650円
◎蓮華岳バッジ 750円
◎ペットボトルジュース類 500円
小屋情報
[大沢小屋]
◎営業期間 7月〜9月初旬
営業終了後はトイレも使えません。
宿泊施設情報
[美鈴湖もりの国オートキャンプ場]
扇沢からクルマで約1時間。 標高1000mに位置する美ヶ原近くのオートキャンプ場。 紅葉に彩られた美鈴湖周辺がとても綺麗。
◎開設期間 4月下旬〜10月末
◎広場サイト 4740円/区画サイト 5740円(計60サイト)
◎長野県松本市三才山1870
◎松本ICからクルマで約30分
下山後の温泉
[湯けむり屋敷 薬師の湯]
扇沢駅からクルマで15分ほど。登山者に人気の日帰り入浴施設です。開放感のある庭園のような雰囲気の露天風呂が超おすすめ★登山の疲労とココロが癒されます。
扇沢駅から信濃大町駅の途中にあり路線バスでアクセス可能です。
◎入浴料 700円
◎お食事処、露天風呂、サウナあり
今回の山で使用した便利グッズ
10月初旬の北アルプスということで3シーズンシュラフ「モンベル ダウンハガー800 #3」では少し不安なのでワンランク上のシュラフを試してみました☆
残雪期と秋に使用する予定で準備しておいた「モンベル ダウンハガー800 Women’s #2」です。女性用は足元のダウン量が20%アップされてます。カラーが黄色とピンクなのも可愛いくてお気に入りです!
※じつはこの日、10月とは思えない暑い日で昼間はTシャツの人もいたくらいでした。完全に予想外のオーバースペックでした(笑)
最後までお読みいただきありがとうございます♪ 「混雑を避けてのんびりと紅葉テント泊が楽しめる針ノ木岳」の記事をお届けしました。
この記事に興味を持っていただけたら、また読みにきてもらえると嬉しいです。
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