もうすぐ12月、本格的な冬山シーズンが始まりますね⛄
雪山4シーズン目になる私が、今までに行って良かったと思う公共交通機関でアクセス可能な雪山をまとめてみました★
首都圏からの出発に限りますが…。
車が無くても、スタッドレスがなくても登れる雪山を探している人、今シーズンから始めようと思っている人の参考になればと思います。
まずはこの時期限定のとっても便利なスキーバス編です。
スキーバスの1番の利点は新宿、池袋、横浜などの主要ターミナル駅からスキー場まで直行で連れて行ってくれるところです♪また、ガサ張るザックをトランクに預けられるので車内でも快適に過ごすことができます。ほとんどのツアーがリフト券やゴンドラ券付きなのでかなりリーズナブルです!!
もちろん雪山なので最低限の装備&防寒の準備は必須です。コンディションが悪かったり、帰りのバスの時間に間に合わないような状況の場合は早めに撤退の判断をするように…。
また参考タイムにはリフトに乗っている移動時間は含まれてないので、余裕を持った行程を心がけてもらえればと思います。
それでは朝発で日帰りできる山から紹介します。
※ツアー代は土日祝、平日、月によって変動があります。またツアー会社によっても違うので参考程度にしてください。
※滞在時間も道路状況によって到着が遅くなって短くなる場合がよく起るので注意して下さい。
※2019-2020年のオープン予定を追記しました(2019.12.5)
電車やバス利用でアクセスできる雪山テント泊についてはこちら↓
目次
入笠山(にゅうかさやま)
富士見パノラマスキー場のゴンドラを使って登山できます。スノーシューでも登れる山なので雪山デビューに最適。晴天率が85%とかなり高いことでも有名なスキー場です。
360度の大展望そしてとても広い山頂が本当に気持ち良いのでオススメです。また人気のスキー場なのでシーズン中は平日でもほとんど毎日運行しているので思いついたらすぐに決行できちゃう手軽さも魅力です♪
◎ツアー代
2017年2月の平日で5300円(往復バス代、リフト&ゴンドラ券付き)
◎滞在時間
約6時間
◎雪山の参考タイム
約3時間
山頂駅 40分 マナスル山荘 40分 入笠山山頂 45分 マナスル山荘 40分 山頂駅
◎富士見パノラマリゾート
2019年12月7日オープン予定
http://www.fujimipanorama.com/snow/
入笠山のバッジの情報も載ってるの南アルプスの山バッジコレクションはこちらです↓
黒斑山(くろふやま)
雪山入門にぴったりの黒斑山へのアクセスはアサマ2000パークスキー場のバスです。スキー場から歩いてすぐ登山口に到着できるのでリフトは使いません(リフト券付きですが…)
樹林帯が多く冬でも危険箇所が少ないのでピッケルよりもストックが有効です。また高峰山スノーシューコース(約2時間30分)でトレッキングを楽しむこともできます。
時間に余裕があれば登山口近くの「高峰高原ホテル」で日帰り入浴(500円)も利用可能です。
◎ツアー代
2015年2月土日で4900円(往復バス代、リフト券付き)
2018年2月土日で5800円(往復バス代、リフト券付き)
◎滞在時間
約6時間
◎雪山の参考タイム
約4時間
車坂峠登山口 110分 トーミの頭 30分 黒斑山 30分 トーミの頭 70分 車坂峠登山口
◎アサマ2000パークスキー場
2019年11月30日オープン
http://www.asama2000.com/
「高峰高原ホテル」
http://www.takamine-kougen.co.jp/onsen
黒斑山のレポートはこちらです↓
黒斑山のバッジの情報も載ってる上信越地方の山バッジコレクションはこちらです↓
上州武尊山(じょうしゅうほたかやま)
川場スキー場行きのバスでアクセス可能です。コースタイムは約5時間となってますが、コンディションがよければ4時間弱くらいで下山できるので朝発のバスでも余裕を持って行動できます。
標高差は少ないですが、山頂直下の急斜面や、剣ケ峰の下降など慎重にならないといけない箇所もあります。アイゼン&ピッケルなどの本格的な雪山装備は必須です。
ただ天気が良い日の雪の稜線歩きがホント最高です。天候が落ち着いてくる3月がオススメの時期です☆
◎ツアー代
2016年3月の平日で4600円(往復バス代、リフト券付き)
◎滞在時間
約5〜6時間
◎雪山の参考タイム
約5時間
リフト終点 50分 剣ケ峰山 120分 武尊山山頂 90分 剣ケ峰山 40分 リフト終点
◎川場リゾート
2019年12月6日プレオープン予定
http://www.kawaba.co.jp/snow/
※川場スキー場から雪山登山する場合、登山届けの提出だけでなく今シーズン(2019年冬)から「ココヘリ」の装着(1人1台1,000円)が義務化されました。
https://www.kawaba.co.jp/snow/activity/snow-trekking/
上州武尊山のレポートはこちらです↓
上州武尊山のバッジの情報も載ってる北関東地方の山バッジコレクションはこちらです↓
霧ヶ峰車山(きりがみねくるまやま)
なだらかで歩きやすいスノーシューコースです。車山高原スキー場のリフトで山頂駅まで登るとすぐ目の前が車山の山頂です。なんと10分です(笑)
山頂からは八ヶ岳、富士山、北・南・中央アルプス、浅間山、妙高山まで360度見渡せる大パノラマです。
天候が悪い時の湿原付近は道迷いに注意が必要です。
◎ツアー代
2014年12月末で4300円(往復バス代、リフト券付き)
◎滞在時間
約5時間30分
◎雪山の参考タイム
約2時間
山頂駅 10分 車山山頂 30分 車山肩 20分 夫婦岩 10分 樺の丘 40分 車山高原スキー場
◎車山高原SKYPARKスキー場
2018年12月13日プレオープン予定
霧ヶ峰のバッジの情報も載ってるの中央アルプスの山バッジコレクションはこちらです↓
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ここからは夜出発の雪山です。
西吾妻山(にしあづまやま)
グランデコスノーリゾートのリフトを使ってモフモフの雪上歩きが体験できます。オールわかんで歩いたのはこの山が初めてです。
樹氷、スノーモンスターと言えば「蔵王」が有名ですが、こちらの西吾妻山は背が低いのでリトルモンスターと呼ばれています。低いけど木の密集度が高いので見応えは十分。
この山のスノーモンスターの群れはホント圧巻です♪コンディションがとても良い日だったので今まで登った雪山の中でNo.3までに入る印象的な山です。
夜出発は朝早く到着するので時間もたっぷりあります★
隣接するホテルの温泉「ぶなの湯」(1000円)でゆっくり暖まってから帰れるところも嬉しい特典です!
ただ東北方面の1.2月は天候が荒れることが多いので、2月下旬から3月頭の期間限定。悪天候の場合は道迷いの危険があるので天気の良い日を狙うことをオススメします。3月後半になるとモンスターが痩せてきて迫力が欠けてしまうようです…。
※ゴンドラとリフトを乗り継いで登り始めますが、下山はリフトが使えません。ゴンドラ山頂駅まで歩いて降ります。
◎ツアー代
2015年3月の平日で7000〜8000円
◎滞在時間
約9時間(7時から16時30分まで)
◎雪山の参考タイム
約4時間
第4クワッドトップ 80分 西大巓山頂 60分 西吾妻山山頂 15分 避難小屋 45分 西大巓山頂 45分 ゴンドラ山頂駅
◎グランデコスノーリゾート
2019年12月1日オープン予定。
http://www.grandeco.com/
デコ平温泉「ぶなの湯」
http://www.grandeco.com/hotel_resort/reflexology/spa.html
西吾妻山のバッジの情報も載ってる東北地方の山バッジコレクションはこちらです↓
蔵王山(ざおうさん)
蔵王温泉スキー場のスキーバスを利用できます。
こちらは行きも帰りも夜出発なので2晩車中泊になります。なので体力に自信がある人にオススメします。
滞在時間12時間と長いのでゆっくり温泉に浸かり、夕飯もゆっくり食べられるのが魅力的です。
蔵王と言えば冬の樹氷の名所の山です。スノーモンスターを鑑賞しながらの稜線歩きは感動的です。地蔵山からは目印のポールが20m間隔で立てられているので迷うことはないでしょう。
ただ稜線は風の影響を直接受けるので、悪天候の場合は「地蔵山」か「熊野岳」で引き返した方がよいと思います。
蔵王の1番のオススメはロープウェイ山頂駅周辺で行われる樹氷ライトアップです。17時まで待機してライトアップを鑑賞してからロープウェイを降りても十分時間はあります。
ライトアップは3月頭までです。
http://zaoropeway.co.jp/zao/winter/lightup.html
天候も安定し始めて崩落期に入る直前の2月末あたりがちょうど良い時期です。
◎ツアー代
2016年2月の土日で12000円
◎滞在時間
約12時間(8時30分から21時)
◎雪山の参考タイム
約5時間
ロープウェイ地蔵山頂駅 30分 地蔵山 70分 熊野岳 50分 刈田岳 50分 熊野岳 70分 地蔵山 20分 地蔵山頂駅
◎蔵王温泉スキー場
2019年12月6日プレオープン予定
http://www.zao-ski.or.jp/
蔵王山のバッジの情報も載ってる東北地方の山バッジコレクションはこちらです↓
最後に
雪山登山を始めてからコースの参考にしてる本をご紹介します♪
とても分かりやすくルートを紹介しているのでオススメです。
比較的歩きやすい初心者向けのコースは↓
スキーバス利用、公共交通機関利用の移動でオススメなのがこちら↓
軽量でかさばらないシューズ「メレルのホットモック」です☆重い登山靴から履き替えて観光にも行けちゃいます♪
最後までお読みいただきありがとうございます♪
「首都圏からスキーバス利用でアクセスできる雪山」の記事をお届けしました。
この記事に興味を持っていただけたら、また読みにきてもらえると嬉しいです。
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