残雪の雪山で最後の雪上歩きを楽しみつつ、プラスαで東北の観光&グルメをセットで満喫するという遠征登山シリーズ♪

3日目は青森県のもう1つの日本百名山「八甲田山」です。 

「八甲田山」という名の山頂は存在してなくて、八甲田大岳、赤倉岳、井戸岳など、周囲の18峰の総称です。その山々の最高峰は1585mの八甲田大岳です。 甲状の八つ(たくさんという意味)の山々に、神の田といわれる湿原の池塘が山名の由来だそうです。

登山口はいくつかあり、主に利用されているのは2つ。八甲田ロープウェイを利用して標高を稼ぐルートと、ヒバ千人風呂で有名な酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)から登るルートです。

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通年営業の八甲田ロープウェイを使えば、標高1,324mまで10分で到着できます。360度の絶景が見渡せるのでロープウェイで上がるだけでも満足感がありですが、運行開始は9時と遅いので今回は酸ヶ湯温泉から最高峰の大岳までをピストンしてきました。 

このコースのオススメPoint 

このコース、夏はキレイな高山植物と一面に広がる湿原が魅力。 秋は全面紅葉するので湿原の草紅葉が圧巻の景色を作り出すそうです。

八甲田山の冬の風物詩といえば樹氷ですね。ジャイアントモンスターとも呼ばれているその樹氷群を縫って滑る山岳スキーが人気の山です。 

迷うこと無い1本道、硫黄臭が交じる地獄湯の沢、噴火の名残の岩場、そしてダケカンバの樹林帯を抜けると視界が開け、大岳山頂&小岳を見ながら広大な雪原歩きを満喫できます。

山頂からは360度の大展望☆太平洋と日本海を同時に見渡せる景色はなかなか巡り会えない貴重な体験です。天気がよければ、岩木山、鳥海山、岩手山なども…。

またこの時期、登山口付近では5mを超える豪快な雪の壁を見ることができるのも魅力です。「八甲田“雪の回廊と温泉”ウォーク」という冬季閉鎖の八甲田・十和田ゴールドラインが開通する直前、2日間だけの特別イベントも毎年開催しているようです☆

そして1番の魅力は登山とセットで楽しんでもらいたい、登山中ずっと硫黄臭を出し続けている「酸ケ湯温泉」。どんな病気でも治ると言われている八甲田山麓の名湯なんです。

160畳の大浴場は千人風呂と呼ばれるほどの圧倒的な広さ。今どき珍しく混浴ですが、湯浴み(ゆあみ)という温泉の中で着られる女性用の服も販売してます。また男女別浴場もあり。 

下山後にぜひ入浴してもらいたいです。 

酸か湯登山口入口

駐車場出て、道路渡った反対側が入り口。ここからスタートです。

夏道の登山口。鳥居は埋まっていました。

登り始めはこんな感じ。空が青くてキレイです…。

なだらかな登りを黙々と上がっていきます。日が昇りきる前なので日陰で涼しい♪気持ちのいい早朝ハイク。

早朝ハイク

木が少し見えてますが、この辺りが天然ハーフパイプと言われている噂の場所だそうです。

雪溶け水

雪溶け水がすごい勢いで流れていました

鏡沼

鏡沼

雪の白と木々の緑がいい感じのバランスです☆

広大な雪原が広がっていました☆

八甲田大岳が見えてきました。あの頂を目指します。

山頂手前の階段付近は雪がありません。完全に夏道でした…。

階段の途中で振り返ると絶景♪

山頂手前のビクトリーロード!

山頂までもう少し。最後のビクトリーロード☆

そして八甲田大岳登頂です。雪は全くありません(笑)

山頂はとても広くて360度の大展望♪

広大な雪原を気持ちよく下山☆今シーズン最後の雪上歩き…名残惜しいです。

注意するPoint 

トレースもしっかり付いていて、看板や道標が短い間隔で設置されているので迷う心配は全くなし。 そこまで急登もなく、途中から雪なしの夏道を歩くのでアイゼンの出番もなかったです。 スノーシューやスキー板で登るバックカントリーの人が圧倒的に多かったです。

この看板が結構短い間隔で設置されているので迷わず行けました。

1番注意するポイントと言えば、沢の水が露出している箇所です。夏道と冬ルートのトレースが混在していたので、間違って雪解け水で急な流れの沢の上を歩くことに…。融雪が進んでいたので気をつけないと踏み抜いて沢に落ちそうになります。 沢付近ではルートを見極めて慎重に進む必要があります。 

途中から沢の水が露出していて、音がザーザーと聞こえてきます。踏み抜くと大変なことになるので慎重に…。

こんな踏み抜き跡が沢付近にたくさん…。

また踏み抜きだけでなく、落石箇所にも注意が必要です。

かなり沢山の落石が… 周囲に注意を払いながらさっさと通過します

登りの注意する箇所です。左が冬ルート。右は夏道の看板があってこちらにもトレースありですが、思いっきり踏み抜きます。落石に注意しながら冬ルートを進みましょう!

下りも落石に注意しながら、右側の冬ルートへ。

登りと下りでは明らかに雪の溶け具合が違います。この時期、気温上昇によって雪質が変わってしますので早めに登って早く下山したほうが良いと思います♪ 

登山コース 

標準タイム4時間00分(登り:2時間15分 下り:1時間45分)  
[登り]酸ヶ湯駐車場 80分 小岳分岐 55分 大岳山頂
[下り]大岳山頂 45分 小岳分岐 60分 酸ヶ湯駐車場

八甲田山マップ☆クリックして見てね♪

アクセス 

[クルマの場合] 
東北自動車道「黒石IC」から約26.5kmで酸ヶ湯インフォメーションセンター

※4、5月はまだ冬期閉鎖が解除されていない道、夜間のみ通行止めの道もありました。この時期の周辺道路状況の確認を忘れずに!
参考→http://www.koutsu-aomori.com/ 

[公共交通機関利用の場合]
JR東北新幹線新青森駅からJRバスで十和田湖駅行きに乗車し、酸ヶ湯バス停で下車(1時間、1日4便)

登山口

酸ヶ湯インフォメーションセンター] 
仙人岱経由の八甲田大岳登山口。 北八甲田の登山ルートや酸ヶ湯周辺の自然情報を紹介する模型やパネルなどが展示。
◎開館時間 9:00〜17:00
◎入館料 無料
◎利用期間 4月上旬~11月上旬
◎駐車場 約100台分の無料駐車スペースあり
◎暖房付きトイレ完備

酸ヶ湯インファメーションセンター

酸ヶ湯インファメーションセンター

駐車場のトイレはキレイで暖房も付いてました♪

酸ヶ湯インフォメーションセンター無料駐車場

酸ヶ湯インフォメーションセンター無料駐車場です。

八甲田山ロープウェイ
◎片道1180円 往復1850円
◎営業時間 始発9:00
      終発16:20(3〜11月上旬)15:40(11月中旬〜2月)
◎所要時間 10分 

小屋情報 

仙人岱避難小屋(仙人岱ヒュッテ)
標高1,330m。無人で24時間オープンしている登山者の安全対策のための小型避難小屋。
◎定員 15名  
◎トイレ 設備あり 
◎水場 小屋から100mほどの登山道脇に八甲田清水がある  

[大岳鞍部避難小屋(大岳ヒュッテ)]
八甲田大岳の北側鞍部(標高1,440m)に位置する県営無人小屋。梯子の三階建て、通年使用可。小屋の前には休憩ベンチがあり。
◎ 広さ 約130㎡ 
◎定員 20名  
◎トイレ 設備あり  
◎水場 なし 

下山後の温泉&ごはん 

酸ヶ湯温泉] 
下山後は名湯・ヒバ千人風呂で有名な酸ヶ湯温泉に入浴がおすすめ。昔ながらのレトロな風情を残している湯治場です。そば粉100%の名物「酸ヶ湯そば」や、青森のB級グルメ「生姜味噌筍おでん」なども人気です。
◎入浴料 千人風呂のみ600円(午前7時~午後5時30分)※8時~9時は女性専用       玉の湯のみ600円(午前9時~午後5時) 
両方入浴の場合は1000円(タオル付き)
◎通年営業
八甲田山バッジ 500円


八甲田山のバッジの情報も載ってる東北地方の山バッジコレクションはこちらです↓ 

山登りの記念にもモチベーションにもなる「山バッジ」 購入場所、購入可能時期、価格など、可能な限りの情報と一緒に…。エリアごとに分けてご紹介します♪   長さ日本一の奥羽山脈に様々な登山スポットが含まれている東北 編です。 東北の登山レポートはこちらです↓  ...
  

ちょこっと観光 

下山後は酸ヶ湯温泉に浸かった後は、そのまま青森市内へ。 青森観光&グルメを満喫してきました。

まずは八甲田神社で御朱印をいただきました。 

その後、遅めのランチということでガイドブックにも載ってる青森市内の「のっけ丼」で有名な「青森魚菜センター」へ。 

のっけ丼とは…市場内のお店に並ぶ青森ならではの新鮮な魚介類、惣菜、地元の特産物や名物から、自分の好きな具材、好きな量をチョイスし温かなごはんにのっけて食べる丼です。

青森土産は青森駅近くの「A-FACTORY」と「青森県観光物産館アスパム」へ。 この2つの施設を覗けばお土産はバッチリ揃います☆ お土産Best3の3品を無事にGETしました♪ 

A FACTORY

アスパム

その後は周辺を散策。 

登山後の夕飯は肉がいい☆ってことで地元で人気の焼肉さんへ。 焼肉だいじゅんは「ハラミ」と「ねぎハツ塩」がめちゃくちゃ美味☆ なぜかお土産にバナナを頂きました(笑) 

今回GETできた山バッジたちです↓

最後までお読みいただきありがとうございます♪  
「レトロな秘湯&青森グルメを満喫できる八甲田山」の記事をお届けしました。  
 

この記事に興味を持っていただけたら、また読みにきてもらえると嬉しいです。  


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