おすすめのスノーシューコース。2回目は雪深い場所を求めて志賀高原へ。
志賀高原は北アルプスを一望できる日本最大規模のスノーリゾート。リフトで上がれる日本で最高地点(標高2307m)にあるスキー場です。そのため5月の下旬までオープンしているそう。また映画「私をスキーにつれてって」でリフトのシーン、滑りのシーンが撮影されたのがここなんだとか…。
そんな雪深い志賀高原の横手山でスノーハイクを楽しんできました。
3連休の初日で晴天、ほぼ無風という最高のコンディションなのに登山者はゼロ(スキーヤー、ボーダーはいますが…)。雪をかぶった北アルプスの絶景。山頂はリフト下りて5分という近さ(笑) トレースがないので自分の道を残して歩く…。もふもふの雪の上を歩く登山コースが貸切できるなんて本当贅沢な体験でした。
前からぜひ行ってみたいと思っていた「横手山頂ヒュッテ」のパン屋さんでランチ。それから山頂で挽きたてのコーヒーも堪能できて、2020年初登山を満喫できました☆
スノーシューのコース紹介[Part.1] 美ヶ原高原の記事はこちら↓
スノーシューのコース紹介[Part.3] 知床五湖&フレペの滝の記事はこちら↓
スノーシューのコース紹介[Part.4] 菅平高原「根子岳」の記事はこちら↓
スノーシューのコース紹介[Part.5]鹿俣山の記事はこちら↓
スノーシューのコース紹介[Part.6] 過去ナンバー1の放山の記事はこちら↓
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目次
このコースのオススメPoint
横手山(よこてやま)は、長野県と群馬県の境にある標高2,307mの火山。長野県側は志賀高原、群馬県側は草津温泉や万座温泉と有名な観光地として知られています。
夏期は「ぐるっと横手山」というチケット(1300円)があり、スカイレーター(日本一長い動く歩道)&スカイペアリフトを利用して横手山山頂へ。下りは渋峠ロマンスリフトで渋峠へ。渋峠からスカイレーターまでは、無料シャトルバスで戻るお手軽なハイキングが可能。
冬期は1月後半からスノーシューのガイド付きツアーも開催されているようですが…。ガッツリ雪山登山というよりも、ゲレンデの周辺を歩くハイキング的な感じなので詳しい記録が少なくて情報を集めるのが大変でした…。昨シーズンに行った方の軌跡を参考に歩いてきました。
これから「横手山」を歩いてみたい方の参考になればと思い詳しくコースをまとめてみました☆
注意するPoint
<コースについて>
すぐ近くがゲレンデで、リフト沿いに進むので迷う不安は感じなかったですが、悪天候の場合は注意が必要でしょう。
横手山から渋峠まではゲレンデから逸れて歩いても大丈夫でした。ただ横手山からの下山時はリフトが使えないのでゲレンデ上を歩いて下ることになります。ゲレンデの幅が狭かったり、上級者コースなので傾斜がかなり急に感じる箇所も多かったです。スリップしないように慎重に進む必要あり。
また衝突などの危険もあるのでスキーヤーやボーダーの邪魔にならないようにコースの端を歩いたほうがいいと思います。
<志賀高原道路について>
志賀高原スキー場は車でアクセスするのが関東周辺では最難関と言われているそうです。
早朝から高原道路の入口である上林チェーン着脱場で検問が実施されていました。四駆のスタッドレス以外はチェーン装着という看板があり、2駆だとスタッドレスの場合もチェーン装着を推奨されます。
実際、山道を登れずスタックしている車、道路の真ん中で慌ててチェーン装着して後続を渋滞させている車の列ができていたり…しました。 他の車にも迷惑をかけてしまうので、2駆の場合はこのチェーン着脱場で早目に装着するのが良いと思います(路肩が狭くて停車できないところもありました)
四駆のスタッドレスの場合でも、勾配がある坂道なので走行には注意が必要です。
※凍結、雪道が不安な場合は陽坂駐車場の1つ下の横手山第1リフト駐車場に停めてリフト3本乗り継いで登頂も可能。 ※また長野電鉄「湯田中駅」もしくはスノーモンキーパーク(チェーン着脱場の近く)に車を停めてバスでアクセスする「パーク&ライド」というバスチケットもあり(往復800円)
登山コース
参考タイム約3時間くらい(ゲレンデ内や外をスノーシューでゆっくりペースで歩いた場合)
横手山頂ヒュッテ 5分 横手山 30分 渋峠ホテル 20分 国道最高点 20分 渋峠ホテル 40分 横手山 5分 横手山ヒュッテ 60分 陽坂駐車場
アクセス
[クルマの場合] 東京から横手山・渋峠スキー場(陽坂駐車場)まではおよそ270km。 ※冬期は志賀草津高原ルートが閉鎖となるため、草津方面からはアクセスできません。
[公共交通機関利用の場合] ◎長野駅善光寺口より長野電鉄で湯田中駅へ、湯田中駅から路線バス(志賀高原方面)に乗り継いで志賀高原へ ◎長野駅東口より直通バスにて志賀高原へ(4月~12月上旬の期間に運行)
登山口
[陽坂駐車場] 横手山・渋峠スキー場の第2リフト近くの無料駐車場。 リフト乗り場までは3.4分ほど道路沿いを登っていきます。トイレはリフト乗り場の隣にある「ホテル・ラフォーレ志賀」を利用可。ここから横手山頂ヒュッテまでリフトを2本乗り継ぎます。2本とも下りには利用できないため登り各1回券をリフト横のチケット売り場で購入。 ◎リフトオープン 8時45分〜 ◎横手山第2スカイリフト 1回券500円 ◎横手山第3スカイリフト 1回券350円
小屋情報
[横手山頂ヒュッテ] 標高2307mの横手山スキー場の山頂にある宿泊施設。ゲレンデ内にあるホテルのため、宿泊客は「陽坂駐車場」から雪上車で送迎してくれます。
また「雲の上のパン屋さん」としても有名。焼きたてのパンがとにかく美味しい☆ 遠方からのリピーターも多く、観光シーズンは早々売り切れてしまうことも少なくないほどの人気なんだそうです。 パンと一緒にいただくのにピッタリな「ボルシチ」「きのこスープ」「ビーフストロガノフ」などランチの利用もオススメ♪
◎ビーフストロガノフとパンセット(1300円) ◎きのこスープとパンセット(1300円) ◎レーズン入りナッツチョコ(350円) ◎アップルカスタード(350円) ◎山型パン(300円) ◎あんぱん(300円)
[横手山スキーセンター<レストハウスあかり>] 横手山第1ペアリフト下にある「レストハウスあかり」。リニューアルオープンしたばかりの綺麗な施設。オススメは焼きカレー。 登山バッジはここで購入可能。 ◎横手山バッジ 500円(2種類あり)
横手山のバッジの情報も載ってる上信越地方の山バッジコレクションはこちらです↓
周辺情報
[道の駅 北信州やまのうち] スキー客と思われる車がたくさん車中泊していた道の駅。上信越自動車道の信州中野ICから志賀高原に向かう途中にあります。
売店、農産物直売所、食堂、オープンテラスに広々とした駐車場。トイレ内にも暖房器具が設置されてました。道路を挟んだ目の前がコンビニ(朝はスキー場に向かう客で大混雑でした)。コンビニ側にもトイレと駐車場あり。 農産物直売所ではたくさんの種類の信州りんごが販売されていて、甘くてとても美味しかったのでお土産におすすめ! ◎農産物直売所 8:30~16:00 ◎売店 8:30~18:00 ◎食堂 11:00~16:00
[道の駅オアシス小布施] お食事処、お土産処、スウィーツ、農産物直売所などが揃う道の駅。高速道路からも利用可能なハイウェイオアシス 。 ◎営業時間 9:00~20:00
下山後の温泉&ごはん
[わくわくの湯] スキー場から車で30分ほど「信州中野IC」までの途中にありアクセスしやすい温泉施設。自家源泉を持つ「民宿みやま」の露天風呂あり。 ◎入浴料 500円 ◎時間 10:00~20:30 ◎定休日 水曜日
[関英ドライブイン] 飲食店を検索して偶然見つけた近くの食堂。広い店内でしたが18時過ぎにはほぼ満席。 メニューも豊富でボリュームもあり、しかも安くて美味しい。家族連れも多い地元の人気店といった雰囲気のこのお店かなりオススメ☆ ◎営業時間 11:00~14:00、17:00~20:00 ◎定休日 火曜・水曜
今回の山で使用した便利グッズ
雪山登山を始めて5年。高くて手が出なかったのですが今シーズン初めてスノーシューを購入しました。軽量であらゆる地形に対応しているMSR最上位モデルのスノーシューです。
スノーシューのコースがたくさん掲載↓
ちょこっと観光
御朱巡りの旅先としても有名な長野県の善光寺へ立ち寄って御朱印をいただいてきました。 通常でも20種類ほど御朱印がいただけるんだそう。「一度でもいいから善光寺でお参りをすると極楽往生が約束される」と古くから信じられているお寺。趣ある石畳の「仲見世通り」で長野名物や様々なスイーツ、お土産屋さんも楽しめます☆
最後までお読みいただきありがとうございます♪ 「志賀高原☆横手山」の記事をお届けしました。 この記事に興味を持っていただけたら、また読みにきてもらえると嬉しいです。
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